令和5年11月21日(火)~22日(水)に宮城県仙台市 仙台国際センターにて開催されました「全国老人保健施設大会 宮城」にひざしから私を含め6名のスタッフが参加しました。
ここ数年、新型コロナウイルス感染症の流行により大会自体が開催中止となっていたこと等から久しぶりの全国大会への参加となりました。
全国の介護老人保健施設から二千数百名の職員が参加し全15会場のうち、第1、2会場において特別講演や教育講演、シンポジウムが開催され、その他の会場にて「全般的なケア」「リハビリテーション」「業務改善と効率化」「食事栄養ケア」「リスクマネジメント」「介護ロボット・AI」などの区分にて各々の施設での研究、取り組み発表が行われました。
ひざしからも第1施設1階平下介護副主任が「介護ロボット・AI」のセッションにおいて「見守り支援システムの活用による良質な睡眠への取り組み」をタイトルとする当施設での見守り支援システムを用いた取り組み内容について登壇発表を行いました。見守り支援システムの活用によるご利用者の睡眠の質の向上と職員の業務負担軽減につながった好事例について、その活用方法やデータを用いた考察を発表させていただきました。
近年、介護分野において介護ロボットの使用や業務のICT化が急速に普及しつつあり、今大会においてもそれらを題材とした研究、取り組み発表が多数なされており、今後人材不足が懸念される介護業界において介護ロボットやICT化による業務改善、業務効率化は優先事項の一つであるとあらためて感じました。
参加したひざしのスタッフは自身の興味のあるセッションに参加し、普段はなかなか知ることができない他施設の研究、取り組みの状況を見聞きすることで多くの気づきや新たな発見をすることができ、良い学びの機会となりました。新たな知識を業務に活かし、施設ケアの更なる向上を目指し鋭意努力していきたいと思います。
全国老人保健施設大会は年1回開催されており、来年(令和6年)は岐阜県にて開催予定となっております。地元開催のため来年は更に多くの職員に参加してもらい職員のスキルアップ、人材育成につながればと思っています。
事務長 鈴木晃市